社員とともに歩む

現在に至るまで

私がこの会社に参画するようになって、会社としての組織を作るということに腐心してきました。そのためには社員全員がそれぞれの職場で、責任と自覚を持って仕事をするということが非常に重要で、現在ではそれがとてもうまく機能していると思っています。
そのために優秀な人材をリクルートし、さらに全ての人材がよりすぐれた能力を発揮するための社内外の研修を通じて、育成を重ねてきました。内部充実だけでなく、社員全員のモチベーション向上のために一生懸命お客さまを回ってのカスタマーの拡大、より高度な仕事の受注拡大につとめてきました。
以前の大和田工場は、設備は良かったのですがやはりいかにも工場然としており、男の職場という感じでした。そこで、ここ戸吹に新社屋を作る際にはさまざまなアイディアとともに、ちょっとモダンなオフィス、研究所のような外観にすることで、女子社員にも働きやすい職場になったと思っています。実際、以前に比べて総務や経理だけでなく、加工や検査など製作現場にも若い女子社員が何人も働く職場になりました。

今後に向けて

以前は優れた技術を持つ加工技師を進んで雇用していたのですが、2011年6月から基本的に新卒を採用していくという方針に変更しました。弊社では社員育成なども非常にうまく機能しており、すでに優秀なスキルを持ったベテラン社員がたくさんおります。今度はそのベテラン社員が若いこれからの人たちを育て、引っ張っていく。実際、加工作業は単調な作業ではなく、どの機械をどのように使ったらこの設計図に要求されている品質をより完璧に作れるか、といったスキルを求められるとても高度でやりがいのある仕事なので、先輩社員の膨大なノウハウをどう若い後輩に伝えていくかが重要なファクターになっています。その点に関して、弊社は現在大変うまくいっているという自信があります。
最後に、私を含めて全ての社員が、技術、知識、コミュニケーションなどあらゆる仕事に関する能力を向上していけるよう頑張って欲しい。そして社員一丸となってより高い目標へ向かって前進していきたい、と心より願っています。